リボーンの日常~活動報告~

 リボーンプロジェクトの訓練生やスタッフが日頃の活動や様々な近況をお伝えします!

ぜひ、ご覧ください。

           リボーンに通って変わったこと

その1

 リボーンに通所してから8か月が経ちました。通所当時は週3日の午前中のみ通っていました。それでも当時の私は体力もなく、体調も不安定で帰宅後は疲れてぐったりしていました。それが今では週4日通えるようになりました。

 私のキーワードは「焦らないこと」。なかなか本調子に戻らない時、通う日数が増やせなかった時はいつも共通して何かを理由に焦っているときでした。例えば「早く就職したいから休まずに行かなきゃ!」と無理をして、ますます体調が悪化して翌日休む、ということもありました。通所時から焦りが良くない結果を招くことはわかっていましたが、自分の中でなかなか整理を付けられませんでした。

 リボーンでは作業終了後に日誌記録を提出して、職員の方と一対一で今日の体調や業務について話す時間があります。この作業報告が私にとってとても大事で、自分の体調を言語化することで改めて自分の体調を認知でき、「意外と今日は体調が良くなかったんだな、帰ったらゆっくり休もう。」など体調に合った行動をとれるようになってきました。それ以外にも相談したり、月に一度の面談を通じて自分の焦りに対する考え方と対処について向き合えるようになりました。

その2

 通所を始めた当初は花壇の植え込みの貼り紙作成で悪戦苦闘したことを覚えています。

 しかしいろんな業務をこなしていくにつれて、だんだんコツを掴んできました。今でも苦手な業務はありますが、自力でできる業務が増えてやりがいを感じています。

 また、自分の考え方の傾向や体調がわかってきたことで心に余裕が生まれて、今の自分に何が必要で何をしたいのか考えられるようになりました。それが資格の取得です。現在は業務の他に資格所得のための自習の時間を設けてもらい、安定的に通所しつつ資格の勉強をしています。

 このように、最初は通うので精一杯でしたが、今では就職に向けて資格の勉強までできるようになりました。今でも焦りが先行して、上手くいかないことも多々ありますが「体調が悪いから、今日はゆっくり休んで明日から頑張ろう!」「もし資格の取得ができなくても、勉強したことは糧になる」と前向きに考えて、1つの考えに執着せず、焦らず、一歩ずつ就職を目指したいと思います。

                                          訓練生T

          2023年3月 リボーンプロジェクト ~私の仕事~

 訓練生Kです。リボーンの訓練に通い2年目になります。

 リボーンで色々な作業を経験させて頂いています。

 Word、Excelでの入力作業やわくわく配食サービスの食券を作る作業とリボン便りの記事作成や発送作業をしています。その中で毎週水曜日に会計処理のプログラムで、経理業務の作業に参加をしています。

 会計処理は、経費で支払いをしたレシートや外出の旅費の精算を伝票に記入してからパソコンに入力して支払いと立替えでの清算処理をして日々の経費の流れを管理しています。一番大変な所は、精算をお終わらせて残っている残金がパソコンの残金の計算と合っているかを確認します。1円の誤差も許されない為、数えて合わせる時の行程でミス無く終えられるように気をつけて取り組んでいます。お金が合った時の達成感は凄くあります。責任ある作業なので、卒業まで気を抜かずに一生懸命取り組んで行きたいと思います。

                                           訓練生K

        2023年3月  リボーンプロジェクトで一番印象に残った事 

                ―データ入力作業―

 自分は脳梗塞でもやもや病という、非常に珍しい精神疾患です。特に新しい事が覚えにくく、言葉があまり出てきません。その中で特に印象に残ったのは、機能訓練室とリボーンとのやりとりです。面談や、面接(心理の先生)に色々ご面倒をおかけしました。

 それとは別に印象に残っている事は、自分の病気に関する事です。3年前とは全く違い、言葉も物覚えも次第に回復している事です。機能訓練室に対する話なのですが、水曜日、特に関係の無い3文字の単語をひたすら覚えるという作業があるのですが、最初は3~4文字だったのが、次第に6~7文字まで覚えられるようになりました。そして木曜日、車のメーカーを言えるだけ言うというプログラムがあるのですが、訓練室の中で多くのメーカーを言えるようになりました。(25~30程度)

 本当に大変だったのは、リボーンでのデータ入力です。入力し続け、そしてドリルを行う。という作業をやるのです。「もういいじゃん/もういい加減覚えた」という心の声が喉を通りそうでした。でも続けました。それはスタッフKさんを含め、スタッフ皆の愛情だったかもしれません。先述した通り、脳梗塞でもあり、もやもや病でもあり、物覚えが悪いのが特徴です。だからなのです。

私の場合、就職先でパソコンのスキルがそのまま生きるという事は無さそうですが、この粘り強い精神こそが生きるかもしれません。

 そして僕は今日もデータ入力を続ける。

                                           訓練生A 

                  リボーン周辺のおススメスポット

私のおススメするスポットは「旧稲荷公園」です。

北区の十条にある公園で拡張工事により今は「中央公園」と遊歩道でつながった為、中央公園の一部となり遊歩道を歩くと中央公園に行けます。

近くには北区立図書館があります。

公園内は遊具のスペースや遊歩道があり春には桜が綺麗に咲く花見スポットとしても見応えがある所です。

僕は、朝リボーンプロジェクトの出勤前の時間に、ゆっくりベンチで座りながら近所の方が犬の散歩で訪れているのを見ながら朝ご飯を公園で食べています。

連日、近所の方がウオーキングをしたり子供達の遊び場として大勢の人で賑わっています。

是非、自然を感じに旧稲荷公園へ来てみて下さい。

                                          (訓練生S)

2021年4月 リボーンで行っていること

リボーンプロジェクトでは毎日朝礼から始まります。あいさつ、身だしなみのチェック、業務内容の確認など一日の初めはいつも身が引き締まります。

午前の業務はパソコンの作業や事務系の作業が多いです。作業内容を確認しながら進めていきます。パソコンの作業は覚えると集中してこなしていけるのでとても楽しいです。

午後は週に1回作業プログラムがあります。手芸や洋裁を教えてもらい難しいですが出来た作品を見るとやりがいを感じます。

パソコンの作業、事務の作業ともに手先を使いますが、適度に休憩をとりながら出来るので疲れはあまり感じません。日々の作業を丁寧にこなし、就労に向けて頑張りたいと思います。

                                      (訓練生T)

2021年4月 リボーンプロジェクトの日常 ~私の仕事~

あと3か月とそろそろ入所してから1年が経過しつつあります、訓練生のAです。

 私はプログラム内や私生活でWordやExcelの技術が身についていますが、食指を大きく広げている分、担当できる仕事の範囲もかなりあり、様々な内容の依頼が舞い込んできます。

 中でもわくわくかんの広報誌である「リボンだより」の編集に一番興味を持っています。何故私が「リボンだより」の編集を気に入っているのかというと、趣味としてWebサイトの編集作業を行っており、それに近い内容の仕事である「リボンだより」の編集を気に入っているからです。

 「リボン便り」ではリボーンプロジェクトに加えて、同じ建物の中で活動している「ボランティア響会」(通称:ひびき)や赤羽スカイブリッジの本部にわくわく配食サービスまで、「わくわくかん」における様々な箇所から寄せ集められた文章やイラストを元に編集を行います。文章の内容は、実際に行われたプログラムの報告や利用者の体験談、外部の福祉関連の情報と実に様々な種類があり、それぞれを見ても興味が湧くので飽きさせません。それら文章を毎月決められている掲載箇所に転記してレイアウトを調整する事によって「リボン便り」を完成させます。

 完成した「リボンだより」は様々な所へと発送されるので、読んでいただき好評を得られる事が自身の喜びに繋がります。                                     

                                          (訓練生A)