わくわくかんの基本理念

NPO法人わくわくかんは、障がいがある人もない人も、自分の経験を活かし、共に生きる社会づくりを目指して活動しています。人とのつながり・共に生きることや、新たなチャレンジに常にわくわくしていたいという思いから名付けられました。

①自己受容を大切に、そして自信の回復を

最も大切にしてきたことは、誰でもがありのままの自分を知り(自己覚知)、受け入れ(自己受容)、今までの自分経験を生かすことです。そのためには自分の存在を安心して確認できる場が必要となります。そこで人と出遇い、共に活動し役割を持つことが自信の回復に繋がります。

②お互いさまの気持ちを持って

誰もが他者のことばに素直に耳を傾け、互いに解り合い、夢を描きたいと思っています。しかし、わずかなすれ違いから心が折れてしまうこともあります。でも、社会の一員としてお互いが『お互いさま』の気持ちを忘れずにいれば、お互いを尊重し助け合う関係は必ず作ることができます。

③安心して働き続けることができるように

私たちは、一般就労ができるように様々な応援をし、それぞれが望む仕事に就くことが出来るようにしていきます。しかし、一般就労や福祉的就労ではない、誰もが安心して働き続けられる場(社会的事業所)も必要です。そして誰もが仕事を持ち、生活の糧が得られる事をめざします。

④共に働き、共に生きる社会の実現を

複雑化し高度化した社会の中で、心を病む人の存在は社会全体の問題です。そんな社会であっても自分を大切にし、お互いさまの気持ちを持って、誰もが集い働ける場を作り上げていけば、皆が安心して生きていくことができます。私たちは、わくわくかんの活動そして事業を通して皆が生き生きと暮らせる地域社会を創っていきます。